ドイツの森(岡山県赤盤市)R1.7.26
「岡山農業公園ドイツの森グローネンベルク」はその名のとおり、ドイツの農村をイメージした緑に囲まれたテーマパークです。入口にはレンガ造りの綺麗な建物がある町があり、中ではお土産屋や工作体験等、そして自家製ソーセージや石窯パンや地ビールなどの本場ドイツの味も堪能出来るようになっています。

農業公園ですので、春には菜の花やチューリップ、ネモフィラ、夏にはひまわり、秋にはコスモスが咲きます。私が訪れた時はバラも多く咲いていましたが、残念ながら既にピークを大きく過ぎてしまっていました。バラ園のある場所は広い芝生の丘となっており、中で遊べることはもちろん、丘の周りを一周する汽車(型の車)に乗ることもできます。

ここを訪れたのは、家族旅行で岡山を訪れた際に立ち寄ったのですが、正直花の情報は仕入れておらず、ただ工作体験が子供にとって魅力的だったため行き先に選んだものでした。敷地の一番左奥に行くと広いスペースがあり、牛の乳しぼり体験や、アルパカ・ヤギ・ポニー・ミニブタ等の動物と触れ合えるようになっていました。そして更にその外れにはひまわり畑がありました。

品種は若干小さめのひまわりでしたが、意外と多く群生しており、一帯はひまわり畑を使った迷路になっていました。私も家族と共に迷路に入ってはひまわりの撮影に精を出していましたが、多くの子供たちが迷路内を走り回るので、落ち着いて撮影をすることができませんでした。それでも丁度見頃だったこともあり、綺麗なひまわりを沢山撮影することができました。なお、ひまわりの背が高く(だから迷路が作れるのですが)、上から見下ろせる高台もなかったため、あまり変化のない撮影になってしまったのはアイデア不足でした。

ちなみに撮影当日は曇り空が続いていましたが、ひまわり撮影後はかなりの土砂降りとなりました。閉園時間が迫る中、来場者の多くは帰宅していましたが、子供たちが工作体験をしている間、一人園内で時間潰しをしていました。するとレンガ造りの家の一つに「世界のカブトムシ」を集めた場所があり、入ってみるとカブトムシのカゴがある更に奥の場所に、モルモットが16匹程いるゲージがありました。外は雷が鳴り響き、辺りは真っ暗の中、ゲージの端っこで身を寄せて固まっているモルモット達が可愛すぎて、ずっとその場で撮影をしていました。モルモット達に触れることはできませんが、お立ち寄りの際は是非見ていただきたいと思います。