箱館山(滋賀県高島市)H23.7.30
箱館山スキー場は、琵琶湖西岸の最北部にあります。国道161号で琵琶湖を北上し、国道303号を左折してしばらく行くと箱館山の看板が出てきます。箱館山の麓からはゴンドラに乗り標高630mの展望エリアに連れて行ってもらいます。冬は大阪からも日帰りで行けるスキー場として有名ですが、7月は35万球250万輪のユリ、2000本のコキアが咲き、眼下に広がる琵琶湖との組み合わせが壮大です。更に山頂へ行くにはペアリフトに乗ることになります。

訪れた7月下旬は、通常ではちょっと遅い訪問だと思っていましたが、実際はまだつぼみのものも多く、事前に写真で見ていたようなぎっしりとした花畑までは至っていませんでした。しかし広域に渡って植えられた一面のユリはものすごい数で、一つひとつ撮影していてはキリがないほどです。歩くだけでも結構広く、高低差もあるので運動靴は必須です。

いろんな色のユリがあり、色で統一されている箇所と混ぜこぜになっている箇所があるので、背景をぼかして撮影するときに色に注意する必要があります。また、湖とユリが一緒に撮影できる場所は全体のほんの一部ですので、出発前には固定したイメージを持たずにいろんな撮影イメージを作っていった方が良いです。

2020年に「箱館山ゆり園」から「びわこ箱館山」にリニューアルし、植えている花も4000本のコキアと100万輪のペチュニア(7~10月)に変わりました。加えてパフェ専門店やランチを食べられるお店も出来ているとのことです。ユリがなくなったのは残念です。