浜寺公園(大阪府堺市・高石市)H2.10.18
寺公園は明治6年(1873年)に開園した日本最古の公立公園です。沿岸部に植えられた5500本の松は「日本の名松100選」にも選ばれており、広い空間の公園内にはプール・テニスコート2か所・野球場2面・球技広場3面等の他、児童遊技場やバラ園や園内を走る機関車もあり、多くの家族連れが訪れています。

駐車場が南北に伸びる公園の丁度真ん中付近にあるので、一度北に行った後に南に下りました。バラ園の横の小さな森付近に、4匹の猫がいましたが、どの猫も懐っこくて、かつ各猫がお互い鼻をくっつけて挨拶をしており仲が良さそうでした。お互いリラックスしてはゴロゴロ転がっていましたが、恐らく夕方頃に来る餌のために、随分前から待機しているようでした。

海沿いに一番北まで行き、別の細い道を南下しましたが、細い道の途中で親子の猫を見つけました。みんな警戒心があり茂みに隠れますが、一匹の子猫だけが走って近寄る程に懐っこかったです。しかしその猫の左目は大ケガで腫れあがっており、何とかしてあげたいけどどうしようもできず心が痛みました。

その後南下するものの、公園が大きいので途中で疲れてくじけそうになった時、脇道の森に子猫がチラリと見えた気がして近づくと、2匹のキジの子猫がいました。子猫達の後を追うと、母親のキジ猫と更にもう2匹の子猫(キジ猫と黒猫)がいました。先述のキジ猫2匹と黒猫1匹は大きな木の下でくっついて周りを見まわしており、親猫ともう一匹の子猫は離れた草むらで3匹を見ていました。3匹の近くで撮影をしていたものの、親猫は安心してくれていたのか全く動くことはありませんでした。脇道には殆ど人が通らず、森には茂みがなかったので、とても撮影がしやすかったです。

すぐ横にある野球場等に子供が多くいたので猫も隠れてしまうかもと心配していましたが、最後まで隠れることなく、とても運が良かったと思います。