広橋梅林(奈良県下市町)R3.3.14
広橋梅林は月ヶ瀬・賀名生と並ぶ奈良県三大梅林の一つです。広橋峠の北側斜面の約25haにわたって約5000本の梅が植栽されており、2月下旬から3月下旬が見頃です。梅林入口から細い車道をひたすら上る左側斜面に梅林が続き、路肩に車を停めるのも厳しい道幅の箇所も多くあります。敷地は広いというより長い感じで、幅は比較的狭い感がありました。途中若干の無料駐車場はありますが、どこも満車であったので、坂を上がり切り、梅園が途切れた場所付近に路上駐車が出来る比較的広い場所があるので、その場所で車を停めて歩いて下って行きました。なお、梅園最上部では斜面の逆側にも多くの梅が咲き、金剛・葛城両山や大和平野を見渡すことも出来ます。

私が訪れた時はピークが過ぎており、斜面の梅の一部は色落ちしており、またかなりの傾斜でありながら広橋集落には多くの家があるため電線や電柱が多くあり、撮影に苦労しました。梅園沿いの車道を登る途中、小学校脇の坂道を登ると3本の大きな濃いピンク色の見事な梅の木があります。小学校のフェンス横にあるので、限られた場所で撮影する必要がありますが、奥の山々を入れることで山奥の雰囲気は出せたと思います。


奈良県三大梅林の中でもこじんまりとした地味な梅園だと思いましたが、若干の地元の人の出店があるだけで屋台等が一つもなく、静かに梅を満喫できる貴重な場所だと思いました。