北陸本線(米原~金沢間)H14.9.21他

倶利伽羅~津幡間 H14.9.21
北陸本線は元々米原駅から新潟県上越市の直江津駅までの路線でしたが、2015年3月の北陸新幹線金沢延伸開業に伴い、並行在来線となる金沢~直江津間が経営分離され、石川県部分は「IRいしかわ鉄道」、富山県部分は「あいの風とやま鉄道」、新潟県部分は「えちごトキめき鉄道」と、それぞれ各県ごとに設立された第三セクター鉄道会社に移管されました。更に2024年の北陸新幹線敦賀延伸に伴い、福井県部分が「はぴライン福井鉄道」に移管され、「そのため現在では米原~敦賀間となっています。

北陸本線の車両は関西圏でも比較的容易に撮影出来るものが多く、現在は廃止となっていますが、「雷鳥」「きたぐに」「白鳥」「日本海」等は大阪近郊でも撮影出来ました。また、鉄道撮影のメッカと言われる新疋田~敦賀間(別ページで掲載しています)では更に「加越」「きらめき」「しらさぎ」も撮影出来たので、新疋田より北方面へ撮影に行く必要を感じていませんでした。

しかし、東京から福井まで足を延ばしていた寝台急行「能登」が金沢止まりに変更になったのをきっかけに、金沢止まりの寝台特急「北陸」や「能登」、そして在来特急の「かがやき」「北越」を撮影しておきたい気持ちになり、一度それらを撮影すべく夜中に車を走らせました。撮影場所を決めずに現地に向かい、結局その場で考えた結果、倶利伽羅~津幡間で列車を待つことにしました。但し山間にあるため朝日が列車の当たるのが難しく、更に逆光だったので正面が暗くなるという、あまり良くない状態でした。もう少し考えて場所を決めれば良かったと思いましたが、結果としては一番最初に来た「能登」は、早朝の雰囲気がよく出て綺麗に撮影できたと思いました。しかし、その後に来た「能登」「日本海」については、光の加減なのか良い色が出なかったり、くすんだりとイマイチな出来でした。

その後も「北越」「かがやき」を撮影するため金沢以東に行きましたが、少しでも楽をしようと、あまり西の方には向かわず、倶利伽羅付近での撮影で終わらせてしまいました。その後北陸新幹線開業に伴う在来線特急廃止を目前にして、ようやく一念発起して新潟県まで日帰りで「北越」撮影に挑んだものの、既に国鉄色の車両は皆無で、やはり撮影できる時にしておくべきだったと後悔しました。

それらとは別に、新疋田まで鉄道撮影に出かけた日が、米原~木ノ本間で臨時運行していた「SL北びわこ号」の運行日と重なったため、時間を割いて撮影に行きました。乗客はとても多く、折り返しの木ノ本でもホームは人でごった返していましたが、以外と沿線で撮影をしている人はごく少数でした。田んぼを挟んで自然の中を走る姿は昭和の雰囲気ですが、当日は天気も良く、また大きな雲がSLの煙のように写ったのが面白かったです。

倶利伽羅~津幡間 H14.9.21

倶利伽羅~津幡間 H14.9.21

大聖寺~牛ノ谷間 H14.以下不詳

大聖寺~牛ノ谷間 H14.以下不詳

高月~木之本間 H15.8.10

高月~木ノ本間 H15.8.10

坂田~田村間 H14.3.21

高月~木ノ本間 日時不詳

米原~彦根間 撮影日不詳

石動~倶利伽羅間 撮影日不詳