菜の花公園(長野県飯山市)H25.4.28
菜の花公園は飯山市東部に位置する公園で、千曲川のほとりに広がります。高速道路を使用すると上信越道豊田飯山ICから国道117号で20km程と、思ったより不便な場所にあります。ただし、千曲川沿いの国道をまっすぐ北上するだけですので、迷うことはないと思います。

この公園は唱歌「おぼろ月夜」の舞台ともなった場所で、夕方の景色の美しさが幻想的だとのことです。4月下旬からは菜の花が公園一帯に黄色いじゅうたんのように咲きますが、タイミングが会えば公園内の桜と一緒に撮影ができます。私が訪れた際は桜のピークは過ぎていましたが、まだ綺麗な姿が残っていました。なお、季節柄、菜の花の上にはこいのぼりが吊らされていました。

車を停めて上り坂を登ると、左手の少し低い場所に広い菜の花畑が広がり、道の右側には小学校があります。学校横には桜が植えられており、菜の花とのコラボが撮影できます。ただしこの位置からは千曲川や綺麗な山々を見ることはできません。坂を上りきった先には、よく写真で見る山々や千曲川が見える見晴らしの良い場所に出ます。登り切って右に折れる道を進むと、桜と菜の花に囲まれたあぜ道があり、色々な写真を撮影することができます。

見晴らしの良い場所から見て右側(北)の仏ヶ峰・黒倉山方面には残雪が多く残っており、また千曲川の上流の広がった景色が広がっているので、開放的な写真を撮影できます。左側(南)の斑尾山方面は雪はほとんど残っていませんでしたが、比較的近くに見える険しい形の山と菜の花の組み合わせが綺麗でした。

菜の花の見頃は5月に入ってからなのか、一部では菜の花が咲ききっていない場所もあり、撮影も限定される部分もありました。ゴールデンウィークにはもっと観光客が訪れていることでしょう。