勧修寺(京都市山科区)H11.6.6
勧修寺の詳細については別ページ(「桜」ページ内の「勧修寺」参照)をご覧下さい。

勧修寺の敷地の真ん中には氷室池と呼ばれる大きな池があり、昔は池の張った氷の厚さでその年の五穀の実りを占ったと言われています。その氷室池の畔には5月中下旬にはカキツバタの花が咲きます。花が咲くのは6月までカキツバタが咲き続けると、池にある赤と白のスイレン(6月下旬まで)が水辺を彩ります。更に赤や白の鯉も水面から姿を出すので、色々な被写体をタイミングよく撮影しようと夢中になります。

但し、カキツバタとスイレンは、大きな氷室池の周りでも建物がある北側が中心で、奥に行くほどに花が無くなっていきます。カキツバタは美しいですが、自然に咲いている感があり、咲き方がちょっと煩雑なので思ったより綺麗にまとめた撮影が難しいと感じました。

勧修寺は花も咲き、知名度もあるお寺ですが、意外と観光客は少な目です。恐らく京都市内でも外れた場所にあるからだと思いますが、ゆっくり観覧ができる良い場所だと思います