金剛院(京都府舞鶴市)R1.11.22 R2.11.14
金剛院は真言宗東寺派の寺院で、JR小浜線松尾寺駅から徒歩2km程歩いた山中にあります。天長6年(829年)に真如法親王が高野山から弁才天を持ってきて創建したと言われています。永保2年(1082年)に白河天皇が再興し、翌年には三重塔も建立されました。

境内は有料ですが、全容は寺の中からは見えず、小川を挟んだ南側にある鹿原公園から眺める形となります。かなり広くて綺麗な公園で、アップダウンがあるため色んな角度で寺を見ることができますが、鹿の糞が大量に落ちているので注意が必要です。

紅葉の時期には三十塔が周りの紅葉に包まれてとても綺麗です。但し、早朝に訪れると、三重塔の背後に大きな影が出来てしまうので、太陽が雲に隠れたタイミングを撮影するのが無難です。全容を撮影するなら、どちらかといえば曇り空での撮影の方が紅葉が綺麗に見えるかもしれません。

公園からは三重塔しか見えませんが、背後には長い階段があり、本堂・舞台造りの雲山閣・鐘楼などがあり、付近の紅葉(黄葉が目立ちます)もあるので是非行ってみて下さい。

令和元年に訪れた際はピークが過ぎており、翌年に再訪した際に紅葉のピークと重なりました。掲載したのは令和2年撮影の画像がほとんどですが、一部は令和元年の写真を掲載しています。