国田家の芝桜(岐阜県郡上市)H22.5.2
国田家の芝桜は、岐阜市から郡上市に向かう国道156号で郡上市街地に入り、そこから更に国道472号で高山市内に向かう途中の山中にあります。途中道から川を挟んだ向こう岸に、芝桜の絨毯が見えてくるのですぐに分かります。

この芝桜は、この土地に住んでいた國田かなゑさんが、昭和36年(1961年)から平成14年(2002年)に他界するまで、一人で桑畑の跡地に芝桜を植え増やされてきたとのことです。現在ではご家族の方が中心となって「国田家の芝桜を愛する会」が結成され、現在も地元の方がボランティアで維持しておられます。

昼過ぎに現地に到着しましたが、かなり山奥で不便な場所でありながら、結構観光客は来ていました。しかしさすがにごった返すほどではないので、ゆっくり撮影することができました。色とりどりの芝桜の模様が美しく、水仙の花が更に彩りをつけてくれています。広い敷地の周りは自由に行動できるのですが、敷地の間を歩くための道がとても狭いので、バランスを崩すと芝桜を踏んづけることとなります。かなり足元には注意して歩くことが必要となります。

芝桜前にはおぜんざい等を食べさせてくれる場所もありますので、撮影後はゆっくり休むこともできます。