南寺方中通(大阪府守口市)R3.3.7他

R3.3.7
南寺方中通は守口市の最西部に位置し、西側は大阪市旭区と接しています。この区域には京阪電車・地下鉄鶴見緑地線や今里筋線が走っていますが、どれも駅から若干離れている不便な場所になります。近くには国道163号がありますが、この地域には細く入りくんだ道が多く、車の走行が難しい場所も多くあります。そのためか、細い路地の一角には猫が多く棲んでいる箇所が複数あります。

私が一番訪れていたのは、南寺方中通三丁目(区域の一番東側にあります)で、国道163号からすぐの場所にある、車の通行が無理な程の細い道の、更に脇に入った路地でした。平屋の古い長屋が多くある場所で、奥まで入っていくと、玄関先に色んな荷物が山積みされている、昭和の雰囲気がたまらない場所があります。初めてその道を通った時、表の細い道に2匹の猫がおり、足を止めるとその脇の路地に更に3匹の猫がいました。猫達は微妙な距離を取るので触ることはできませんが、慌てて逃げることもないため、落ち着いて撮影することができます。奥の長屋には三輪自転車があり、長屋の風景と猫達との組み合わせがとてもマッチしていました。また路地入口付近はこげ茶色の木が張られた壁が並び、これも良い雰囲気を出していました。

先述の道からそのまま真っすぐ進んで同二丁目に入った細い路地には、大きな家がいくつかあるのですが、そのうちの一つは豪華な作りになっていて、大きな玄関には大理石で出来た布袋様が置かれています。その付近には時折毛が長めの猫を見かけていたのですが、ある日その猫が布袋様の膝元に座っていました。布袋様の顔をまじまじと見る姿もあり、人の膝に乗りたがる習性がここでも現れているのかと思いました。

その道をそのまま真っすぐ進むと、車道と合流するすぐ手前にじゃばらで覆われた家があります。裏手の道から見るとゴミ屋敷みたいになっていてびっくりしますが、そのじゃばらを小屋代わりにして、3匹の猫が飼われていました。それぞれ首輪・紐で繋がれていますが、のんびり道の脇でゴロゴロしているところを見ると、それほど悪くない生活をしているのかと思います。茶色の猫は暫くするとじゃばらの中に入ってしまいましたが、一番若そうな猫が紐が伸びる限り近くまで来てくれて相手をしてくれました。ちなみにもう一匹の猫は若干年をとっているのか、殆ど動くことはありませんでした。

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R3.3.7

R2.7.16

R2.6.15

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