箕面公園①(大阪府箕面市)H14.11.17
箕面公園は明治31年(1898年)に誕生した公園で、昭和42年(1967年)には付近が「明治の森箕面国定公園」に指定された83.8haの広大な公園です。阪急箕面駅から大阪府唯一の「日本の滝100選」に選ばれている箕面滝(落差33m)までの2.8キロの滝道は、箕面川に沿って整備されています。

スタート地点はホテルやお土産屋等で華やかな雰囲気がありますが、すぐに自然豊かな風景に変わります、川沿いの谷間を進むような風景が続きますが、箕面昆虫博物館や瀧安寺がある付近だけは広い空間となっていて、公園等もあります。また、この付近だけは滝道からすぐ箕面川の河原に降りることができるので、水遊びもすることが出来ます。そして紅葉シーズンで本格的な紅葉を見ることができるのはこの瀧安寺付近から先となります。

滝安寺を過ぎてからは滝道も上り坂がきつくなります。箕面川のはるか上を歩く深い谷となりますが、その傾斜面からモミジの紅葉が箕面滝まで続きます。上り坂が多い滝道を2.8キロ歩くのはキツいですが、時期的にも涼しく、また綺麗な紅葉を見ながらの散策は疲れも忘れます。

箕面滝の前は小さな売店と休憩するためのベンチがあります。ほとんどの人がここを目的地としているので、紅葉の時期はかなり混雑します。箕面滝は水量の多い時の姿が「蓑(箕)」のように末広がりになるのでその名が付きましたが、秋は水量が望めません。しかし滝のすぐ横には見事なモミジの木があり、滝を彩ってくれています。