桃谷(大阪市生野区)
R4.6.18 R5.5.12
桃谷は大阪環状線の東側にある「桃谷駅」の東側に広がる地域で、戦時中の密集した古い町並みを残す地域の一つです。桃谷の地域を縦に縦断する大きな通りがあり、西側は大阪環状線に沿った地域である桃谷1~2丁目、東側は平野川に沿った地域である桃谷3~5丁目となっています。西側は駅や公園があるのに対し、東側は純粋な住宅地となっており、東側の方が猫が多くいる雰囲気があります。

当日は猫と出会える期待を膨らませて訪れたものの、昼下がりの曇りの日だったためか、猫の姿が全く見当たりません。我慢して探し続けていると、細い路地の小さな屋根の上に一匹の猫がいました。少し高い場所からこちらを見下ろしていましたが、私が近付くと木の柵の上に移り、柵に前足でしがみつきながら降りて行きました。必死になって人間のような行動をする猫の姿に、思わず笑ってしまいました。

またそのすぐ先にも3匹の猫がいましたが、世話をしてくれているであろう家の前で仲良くしていました。その家の駐車場には狸の置物が置いてあり、何故かそのうちの2匹が入れ替わりで狸の横に寄り添ってくれたのがラッキーでした。

およそ2年後に同様のコースで訪れると、先述の狸の置物の場所のすぐ近くに5匹の猫がいました。猫を世話してくれている家があり、家前には猫小屋も用意してありました。そのうちの2匹がとても仲が良く、お互い激しく何度もスリスリしていました。他の3匹はそれぞれ距離を取っていたため一緒に撮影出来なかったのが残念でした。

また、他にも多くの猫を見つけることができたので、この辺りにはまた再訪したいと思います。