元町(大阪府門真市)R4.10.29他
別ページ「栄町」で記載しましたが、京阪門真市駅に、大阪中央環状線と近畿自動車道が交わる十字に分かれた地区のうち、南西に位置するのが栄町でしたが、北西に位置するのが元町です。

元町も門真市の特徴である下町の雰囲気はあるものの、比較的閑静な住宅街のイメージがあります。駅に近い部分はスナックが並ぶ場所もありますが、若干古くも綺麗な一軒家が並ぶ、ちょっと門真市らしくない部分が見られる地域です。

先述のスナックが並ぶ地域に何匹かの猫を見つけることができましたが、餌を貰うために姿を現わした感が強く、人慣れはあまりしていない猫ばかりでした。またスナック前はそれほど広くはないものの車が多く走る場所であり、人通りも比較的多いので、猫も警戒心が解けないようです。

そのスナック通りから少し西に入った住宅街に、一部だけ文化住宅が並ぶ場所があります。また別の車がよく走る通りの近くにありますが、少し筋を入っただけで車の数が減ります。その文化住宅の前の路上に、8匹程の猫達が棲んでいる場所があります。猫達を触ることはできませんが、近くまでは近付くことが出来、慌てて逃げるほどではないので撮影するにはもってこいでした。

しばらく撮影していると、猫達の面倒を見ている文化住宅の住人のおばさんが出てきたので、しばらく話をしていました。猫を増やさないために去勢・避妊手術をしているそうですが、1匹の雌の三毛猫だけが捕まえられずに処置できず、それがきっかけで猫の数が減らないと嘆いていました。それでも猫達に愛情を注いでいる姿には頭が下がる想いでした。

その後、そのおばさんに教えられた通り、その場所から西に400m進んだ門真神社に行きました。以前にも偶然訪れた場所で、その時も可愛い猫がいたことを覚えていましたが、やはり猫が棲んでいるとのことで再訪すると、2匹の丸々としたトラ猫と八割れ猫がいました。トラ猫は逃げはしないのですが、私を全く相手にせず、のそのそとマイペースで歩いて行ってしまいました。八割れ猫は警戒心が強く、すぐに姿を消してしまいました。他にも黒猫等を見つけたので、次回は神社の中で猫を撮影できればなぁと思います。