なばなの里(三重県桑名市)H31.3.21
なばなの里の詳細については、桜ページ内の「なばなの里」をご覧下さい。

2度目の訪問となったなばなの里は、前回ほど桜が満開ではなく、7分咲き程でした。家族で訪れ、なばなの里の中にある温泉に入ろうとした際、ふとベゴニアガーデンが公開中である旨の看板を見ました。国内最大級との事でしたが、正直ベゴニアとはどのような花なのか知りませんでした。後で調べると世界各国から集めた数百種・12000株を常時栽培・展示しており、約9000平方メートルの大温室で約5000鉢の球根ベゴニアを公開しているとの事でした。花の写真を撮影している者として、レパートリーを増やすチャンスと思い、温泉を諦めて一人温室に行きました。

入っていきなり天井から吊らされた真っ赤な花と、鉢に入ったボタンのような花が空間を埋め尽くしていました。全く違う種類に見えますが、全てベゴニアなのかと思うと、種類の多さに驚きました。一つ目の広場を抜けると、次は朝顔見たいな花が付いた塊がたくさんぶら下がっており、その下には先ほどと全く違う形のベゴニア(恐らく世界中から集めたもののエリアです)が並んでいました。次には始めの広場と同じ花ですが、迷路みたいな細い通路になっており、そこを抜けるとまた広場に出ます。最後の広場は飲食ができるように机や椅子があり、また大きな泉にベゴニアが浮かぶ西洋の庭みたいな場所がありました。どの場所も花に埋め尽くされ、手入れが行き届いている感がありました。なお、ベゴニアは繊細な植物で、栽培は難しい部類に入るとのことで、お金もかかっていると思います。

入場料は別途1000円(大人)かかりますが、花好きな人なら十分安い値段だと思います。若干湿気と蒸し暑さはありますが、見て良かったと思いました。