長居公園④(大阪市東住吉区)R2.1.18他

R2.1.18
長居公園には公園一杯に周回道路が整備され、国際マラソンや駅伝大会、日常はランニングのコースとして多くの人が走っています。周回道路の輪の中は、西半分は第二競技場・相撲場・運動場・自由広場があり、東半分は自然史博物館と長居植物園が占めています。特に長居植物園は大きな池もあり広大な敷地を占め、その外周の3分の2は外周道路と隣り合っています。

第二競技場の裏から外周道路を進むと、まず来園者用の小さな駐輪場があった後に自然史博物館の入口が見えます。その後はずっと植物園沿いで、公園最南東のカーブ、同最北東のカーブを左に曲がって競技場に戻ります。第二競技場裏から外周道路沿いに進んで競技場に戻ってくる間に、数ヶ所に渡り猫の棲んでいるスポットがあります。

このページで紹介するのは最南東のカーブと最北東のカーブの間付近に棲んでいた猫達です。植物園に車が入るためのゲートがあり、その手前の柵内のかなり奥に白黒の猫が寝ていました。柵から覗くとこちらに気づいた猫は面倒くさそうにこちらを見ましたが、結局そのまま寝てしまいました。そのまま進んでゲートから再度中を覗くと、八割れ猫が車用の道で座っていました。結構奥にいたものの、こちらに来て柵の手前まで来てくれた時、先ほどの白黒猫も同じ場所まで来てくれました。しばらく柵越しに見ていると、二匹とも柵から出てきてくれ、お腹を出してゴロゴロ転がってくれました。私も夢中に撮影しながらひたすらナデナデしていましたが、多くの猫は餌が貰えないと分かると愛想なくどこかへ行ってしまうのが、この二匹はいつまでも一緒にいてくれ、一度離れてもずっとこちらを見るので離れがたくなってしまいました。

その後1年経過した頃に再度訪れると、二匹とも先述の車用の道の右側にある竹藪にいました。八割れ猫が柵内でゴロゴロ転がった後に柵から出てきてくれ、すぐに白黒猫も出てきてくれました。またしても前回と同じように離れても熱い視線をくれるので戻ってくることを繰り返しつつ、嬉しいひと時を過ごせました。更に3年後に訪れたときは、白黒の猫のみ姿を見せてくれました。すぐ近くにいた別の猫はとても年老いてしまったのですが、この猫だけはまだ比較的元気で毛ツヤもありました。ただし以前通り撫でさせてはくれるものの、お腹を見せてコロコロ転がる無邪気さはなかったため時の流れを痛感し、末永く生きていてほしいと感じました。

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