中沢(長野県駒ヶ根市)H18.4.23     
中沢地区は伊那路と呼ばれる国道153号(県道18号)の近くにあります。駒ケ根市内で県道18号と交差する県道49号を東に走った先にあります。山と畑と少しの民家以外に何もない場所ですが、春には見事なシダレザクラがあちこちに花を咲かせています。

地区に入ってすぐ分かるのが「上の山のシダレザクラ」です。1394年(室町時代)に建立された蔵澤寺の裏側にあり、田んぼの真ん中にあるため良く目立ちます。周囲2.7m、樹高30mのエドヒガンザクラで、樹齢は意外と若い80年弱(訪問当時)です。

少し南側に車で進むと、田んぼを挟んで農道があり、その農道に沿って桜が何本か植えられていました。そのうちの一本はピンク色の強いシダレザクラで、上の山のシダレザクラより更に若く見えますが、花の付き方は綺麗でした。左右の白いソメイヨシノとの組み合わせが美しかったです。

更に記憶が曖昧ですが、お寺か民家の隙間に桜の一部が見え、少し入っていけそうだったので行ってみると、奥にお墓があり、その上に大きなシダレザクラがありました。手前は広い空間があったので色んな角度で撮影できましたが、正確な場所は全く覚えていません。

他にも大きなシダレザクラがあるようでしたが、事前に調べるのを怠ったため、これだけの撮影に終わりました。また再訪したいと思います。