奥入瀬渓流(青森県十和田市)
H7.10.22 H8.10.20
奥入瀬渓流の情報については一部「十和田湖周辺」ページをご参照下さい。

十和田湖から流出する唯一の川である奥入瀬川の、湖から子ノ口までの14キロを奥入瀬渓流と呼び、渓流に沿って流れと同じ高さに車道と歩道が作られています。緑のトンネルの中を、場所によって様々な流れを作っており、それぞれの場所に名前が付けられています。「三乱の流れ」では、穏やかな流れの中に、程よく配置された岩があり、岩の上には植物が生えています。「石ヶ戸の瀬」では、比較的川幅が細くなった水が緑の中を滑っていく姿を見ることができます。「阿修羅の流れ」では、うっそうと茂った木立の間を激しく流れる様子を見ることが出来ます。

また渓谷の脇には、支流から流れ来る滝がいくつもありますが、水量が少なく穏やかで目立たない滝が多いのが残念です。但し、本流にかかる唯一の滝である銚子大滝(落差7m、幅20m)だけはいつも豪快に水を落としています。

初めて訪れた時は紅葉のピークが若干過ぎており、場所によっては終わっていたところもありました。そのため翌年も同じ時期に再訪しましたが、今度はまだ緑の葉が多く、紅葉にはまだ早かった状態でした。紅葉は桜よりピークが長く、ズレも少ないのですが、この時は全然ダメでした。それでも渓流そのものの流れの美しさに感動できたのは良かったです。