大糸線・冬①(糸魚川~松本間)H22.2.14
大糸線の詳細については、大糸線(夏バージョン)をご参照下さい。

最後のキハ52の定期運行をしていた大糸線も、平成22年(2010年)3月のダイヤ改正により全てキハ120に置き換えられることが決定し、急遽急いで日帰りで撮影に出かけました。しかしただでさえ道路凍結が怖くて冬の風景写真が殆どない状態で、夜中から新潟に向けて走る車中は不安しかありませんでした。案の定北陸道が途中凍結閉鎖になっていて、夜中にチェーンを巻いて国道使用で何とか夜明け前に糸魚川に到着した頃にはヘロヘロになってました。


休む間もなく国道148号を大町方面に南下すると、途中頸城大野駅付近で開けている場所があり(田んぼが雪で埋まっている)、線路を挟んで雄大な山々が雪を抱いている姿がよく見えました。ここしかないと思い、始発が来るのを待つと、暫くして下りの列車が遠方から見えてきました。この時期はキハ52最後の運行の企画として、使用車両3両ともそれぞれ国鉄時代の塗装に変更してくれていたので、更にテンションが上がりました。車両は一度手前の頸城大野駅で停車後手前まで来たのですが、興奮しているからか待っている時間がかなり長く感じました。それでも朝の一発目からとても幻想的な雪景色と共に車両が撮影出来たことに眠気も吹き飛んでしまいました。

その後も雪の積もった国道148号を南下し、キハ52を追いかけまわしました。雪の大糸線は2ページにかけて掲載します。