山陰本線②(京都~幡生間)H13.4.27~28
初めて山陰本線を撮影した前年から再度訪れたのはGWでした。2回目も夜中を車で走り続け、夜明け一番の撮影を馬路駅を俯瞰できる丘から始めました。特急「くにびき」が駅を通過するまでに現地に到着する必要がありましたが、思いの他遠かったので焦りました。想像以上に素晴らしいロケーションの中を走る「くにびき」を撮影出来ましたが、ヘッドマークが特急名だけの簡易表示だったのが残念でした。

その後西に進み、仁万付近から周布~折井~三保三隅間の定番撮影名所に行きましたが、道の駅から線路を見下ろす撮影場所では、同じ鉄道ファンが数人並んでいました。雑誌等で既に風景は見ていましたが、実際に見ると風景の美しさが素晴らしく、そこに旧国鉄車両が走る姿は贅沢な被写体だと感じました。その後更に西に進み、岡見~鎌手間を撮影してその日が終わりました。
この日の撮影場所を含む出雲市~益田間は、米子や鳥取地区の電化区間から外れ、再び非電化が続くローカル区間ですが、最近は高速化が進んだ関係で快速「アクアライナー」や特急列車により島根県内の都市間輸送を担っています。なお、出雲市発の列車は西出雲・太田市・浜田で折り返し運転する車両があり、浜田~益田間は運行本数が少なくなります。今回撮影した場所の殆どが浜田~益田間でしたので、列車が来るまでかなり待たされた感がありました。