山陰本線③(京都~幡生間)H13.4.27~28
山陰本線を西へ向かって行った撮影旅行は、最西端として玉江~三見~飯井間まで行きました。山陰本線の中でも、益田~長門市間はは最も運行本数が少ない過疎地域で、1日10往復足らずの上、日中は4~5時間以上運転がない時間帯もあります。更に平成17年までこの区間を走っていた特急「いそかぜ」が廃止された以降は、この区間を含む益田~下関間は特急車両が走らない山陰本線唯一の区間となりました。

撮影には厳しい条件でしたが、特に玉江~三見間と宇田郷~須佐間は有名な撮影名所があるので外すことができませんでした。数少ないチャンスをモノにしようと、長い時間列車を待った結果、特急「いそかぜ」を含む期待通りの撮影が出来たと思います。玉江~三見間では絶景を前にしていたせいか、列車を待つのが苦になりませんでした。

その後は少しでも早く帰宅できるようにと、逆に東に向かって戻り始めました。最後は田儀~波根間で撮影を繰り返していましたが、途中下り「いそかぜ」をオリジナルヘッドマークで撮影出来たのはラッキーでした(遠望なのでマークが極小ですが)。

現在では全ての車両が新型になってしまい、沿線の絶景はそのままであってもわざわざここまで訪れるだけの魅力は感じなくなりました。必死になって撮影したこれらの画像は二度と撮影できない宝物だと思っています。