山陰本線⑤(京都~幡生間)H5.11.23他
平成4年に社会人となり、それなりの収入が入りだした頃から、色んな場所に出かけるようになりましたが、行きだした当初の目的地が寺院中心だった中で、早い時期から何故か列車で福知山市に行くのが一つの目標になっていました。それは「JR=遠方への旅行の手段」というイメージがあった中で、福知山線が比較的実家から近い路線だったからだと思います。

初めて一人で特急「北近畿」に乗り、福知山駅に到着したその夜、帰宅するために福知山駅の暗いホームにいると、京都からやってきた特急「あさしお」がホームに入ってきました。当時鉄道にはあまり興味が無かったのですが、初めて見るディーゼル特急車両に、「これぞ行ったことのない遠い土地に連れて行ってくれる車両だ」と感動したことを覚えています。

その1年後に2年契約での東京勤務となった間に鉄道写真を始めましたが、その時初めて福知山駅で見たキハ181系は山陰特急以外には残っていない事を知りました。2年後大阪に帰ってきた後は、キハ181系を撮影するために何度も山陰方面に足を運びましたが、悲しいことに特急「あさしお」は間もなく廃止となり、結局「あさしお」とは初対面後は1度しか会うことが出来ませんでした。ダイヤ改正後もキハ181系を使用した特急はどれも短い編成ばかりで、「あさしお」の写真が長大編成のキハ181系を撮影した唯一の写真となりました。

他のキハ181系の写真は「山陰本線」「播但線」「智頭急行」に掲載しています。このページでは、他に和田山・綾部・和知で撮影した車両を掲載しました。なお、山陰本線の特急として「はしだて」「たんば」「きのさき」「文殊」を撮影していましたが、単純な編成写真ばかりだったので「はしだて」「きのさき」「文殊」は掲載していません。

その他、ネガ時代に大山口駅付近で撮影した、霧の中の鉄道写真等も掲載しています。