清水(大阪市旭区)R3.6.21他

R3.6.21
清水は旭区の一番北東に位置する町で、北と東は共に守口市と接しています。国道479号(大阪内環状線)が地区の真ん中を南北に貫いており、国道と守口市に挟まれた形の、下町の雰囲気のある町です。最近では新しい家も多く建設されており、東隣の守口市内と比べても新しい町の雰囲気が強くなってきています。しかしながら、所々に古い住宅が残っている場所もあります。

守口市とを分けている若干広めの道(府道159号)があり、その道から一筋裏に入ったところに、古い寺院があります。旧開放会館(既に取り壊されて、新しい住宅が建っています)や旧老人福祉センター(閉鎖されて建物だけ残っています)に囲まれた狭い空間に、意外にも大きい本堂のある寺院があります。付近からは気づかない程裏手に収まっており、半分崩れている玄関等、本当に大丈夫なのかと思ってしまう雰囲気があります。寺名は「誓願寺」といい、いつも入口は閉ざされて拝観はできないようです。そして、その寺に面した細い道付近には、多くの猫達が暮らしていました。

元々この区域では多くの猫を見かけますが、結構テリトリーがはっきりしていて決まった場所に決まった猫がいる感覚です。誓願寺の猫はこの辺りでも一番多い場所で、多い時は7匹程道端で転がっている姿も見かけました。しかし殆どの猫が警戒心が解けておらず、また一部はガリガリに見える猫もいました。餌を貰えるからこその集団形成だと思いますが、若干腑に落ちない部分もありました。

誓願寺から少し北に進んだ住宅街にも多くの猫が棲んでいました。猫の世話をしてくれている家を中心に数匹がいましたが、付近では子供たちがよく遊ぶからか、警戒心の強い猫が多いです。先述の家の駐車場には椅子や布団等の猫憩いスペースがあり、食事前には猫達の集まる姿が時折見られました。

また、誓願寺の南東に進んだ、大きな通り沿いの工場前には3匹の猫が棲んでいました。工場の駐車場に置かれている段ボールの中か、駐車中の車の影にいることが多かったです。いつもいるのはキジのおじいちゃん猫でしたが、いつも逃げることなくのんびりと寛いでいたのが印象的でした。この工場付近にも他に多くの猫がいましたが、すぐに逃げてしまうので撮影は困難でした。

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