城北公園(大阪市旭区)R1.6.10
城北公園は1934年(昭和9年)に淀川の旧河床約11ヘクタールを整備し開園しました。公園の真ん中には池があり、春には池を囲むように桜の花が咲きます。またその池をまたぐように菅原城北大橋が公園を南北に横断しています。いつもは猫撮影で度々訪れる場所ですが、花菖蒲の時期には菖蒲園に訪れることもあります。

公園の東側に位置する城北花菖蒲園は1964年(昭和39年)に開設された回遊式の花菖蒲園です。面積約1.3ha、約250品種が栽培されています。菖蒲園の一角にはカキツバタも栽培されており、大阪みどりの百選にも選定されています。毎年5月~6月限定で開園され、多くの観光客が訪れています。公園内は小川の周りに花菖蒲が咲き乱れる景色がとても美しく、色んな色の花菖蒲がある中、その配置にも工夫が見られ、とても街中の花菖蒲園とは思えない程です。狭くなく、とても広い訳でもなく、丁度良いサイズなので、写真撮影ならじっくり見ても疲れることなく2時間程で満足できると思います。私が訪れたのは閉園2時間前の午後3時頃でしたが、想像以上に観光客が少なく、撮影し放題だったので、この時間がお薦めです。

真ん中の少し奥付近には中国風の休憩場所があり、周りの花菖蒲を見る事は勿論、傍から見るとその建物が花菖蒲に囲まれているようで映えます。またその休憩場所のすぐ近くの水辺ではカモの親子が寛ぐ姿が見られました。

城北公園付近には駐車場がなく、また最近開通したおおさか東線の城北公園通駅からも歩くと20分程かかります。大阪駅から公園前まで路線バスが出ているので、その方法が一般的ではないかと思います。