東寺②(京都市南区)R6.4.6
二度目に訪れた令和6年は、偶然前回訪れた平成26年と同じく4月6日でした。前年の令和5年は記録的にも異常な程開花が早い年で、平年なら4月中旬の桜が4月の一週目で散ってしまう程でした。そのため桜の開花予想を前倒しにした途端、令和6年は平年より若干遅い開花となり、慌てて桜撮影の計画を変更しました。

東寺を訪れた日は、その春初めて「日差しが暑い」と感じた日でしたが、それまでが肌寒かった日が多かったため、見頃の桜が多くありました。東寺もその例に漏れず、境内入口手前から立派な桜がお出迎えをしてくれていました。

撮影のメインはやはり不二桜と五重塔の組み合わせですが、見頃のはずなのにパンフレットの不二桜と比べて若干細く感じたのは木の元気が落ちてきているからなのかと思いました。それでも前回よりも明らかに見頃に近い姿は、とても見ごたえがありました。

訪れた時期は良かったのですが、五重塔が境内の一番南に位置するため、桜と共に撮影すると逆光になってしまうのが難でした。桜をメインに撮影するため、どうしても五重塔が黒く潰れてしまうのは残念で、平成26年訪問時の曇り空の方が撮影しやすく感じました。

それでも前回訪問時からカメラを買い換えた手前、以前より良い写真を撮影しなければと必死になりました。違いが分かるかは疑問なところもありますが、このページでは主に五重塔以外の構図の、令和6年訪問時の画像を掲載しています。