花の森四十八滝山野草花園
(岐阜県高山市)H22.6.13
花の森四十八滝山野草花園は、高山市街から国道41号を北上し、県道482号を左折した、宇津江四十八滝の手前にある花園です。森の中にある花園で、クリンソウ約15万本(5月下旬から6月中旬)、ササユリ約15000本(6月中旬から下旬)、アジサイ約5000本(7月中旬から8月上旬)が咲き乱れます。

朝9時から16時までが開園時間なので、夜中に出発し早朝に花園近くにある「三休滝」を撮影してから現地に到着しました。既に撮影目当ての人が数人いましたが、開園時間の時にはまだそれほど人はいませんでした。園内に入っていきなり斜面全体が赤やピンクや白のクリンソウで埋め尽くされた景色に圧倒されました。園内はなだらかな斜面に程よい間隔で白樺等の木が立っており、自然のままの状態をうまく生かした作りになっています。歩道も綺麗に舗装されて移動しやすく、またどの角度からでも花が綺麗に見えるようにコースを考えて作られていると感じました。

撮影に夢中になったのでかなりの時間を費やし、気づけば昼前になっていました。観光客は幾分増えてきていましたが、園内は広く、撮影には苦労しませんでした。但し広い範囲を撮影するには、やはり早朝からの撮影が必須です。

当日は曇り空で、かつ三休滝やその後に立ち寄った宇津江四十八滝の水量が少なかったこともあり、イマイチな条件が重なった当日の撮影旅行でしたが、クリンソウの壮大な美しさがあっただけで十分満足できた日帰り撮影旅行でした。